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[ CG ] トリウッド行って来た

今日、下北沢のミニシアタートリウッドに行って来た。
名前は知ってたけど、あんまり行く気になれなくて行ってなかった映画館の一つ。

目的はヨーロッパ3大アニメーションスクールの学生作品。


今日みたのはシュパンフォコム(仏)の生徒の作品。
どれもまだsiggraphなどでも公開されていない作品みたいです。
なのでここから何本か今年のアニメーションシアター辺りに選出されるんじゃなかろうかと思います。
で、見た順から
90°
・Silhouettes
・Good Bye Canine
・En tus Brazos
・Quidam
・OUT – Once upon a time
となっていたと思います。もしかしたら違うかもしれないけど、多分こうだったと思う。

面白いなと思ったのは、OUT – Once upon a timeと90°。
あと、Shilhouettesはアニメーションが神がかっていた。最高に上手い。
と、僕の好みはそんなもんだけど、
他の作品もどれもすごく練りに練られた、凝った演出がなされていた。
作りこみも良い、質感も悪くない、カメラが気持ち良い、と、手抜き感が全くない。

日本の学生作品と比べると恐ろしい差だと思う。

で、シュパンフォコムのことをちょっと調べてるうちに、面白い記事を発見した。
まず一つは2002年のデジスタのページ
イマジナというCG映像の祭典に関しての記事。
そこでシュパンフォコムの学生のことが少し取り上げられている。

学生というと、どうしても10代かな、と思ってしまうんだけど、
ここはそうじゃなく、どちらかというと20代のための学校のよう。
22、23ぐらいの、おそらく大学を出たぐらいの若者が生徒としてアニメーションを学んでいるらしい。
これを見て、日本にはいったん学校を出た人がさらに学べる学校がないなぁ、と思ったり。
実際、大学院ぐらいなんじゃまいか。

あとはこの記事

そうそう、マズいんだよ、日本。
今頃気づいても、CG後進国な状態がすぐに回復するわけじゃないのです。
まぁそれは単純に教育機関のせいだけでもないというのは明白なんだけど。

そんで一番興奮したのはこちら
つい最近のニュースです。

やるな沖縄!いいぞ沖縄!がんばれ沖縄!
そうそう、良いものは取り入れてしまえばいいのですよ。
ここから優秀なCGアニメータが生まれてくれることを僕は切に願うのでした。
さらに詳しい内容のpdfはこちら

学校よりも僕は、↓の記事のほうが気になった。

 講座開講に先立ち、シュパンフォコムの協力で、ワークショップ「創る沖縄 SUPINFOCOM(シュパンフォコム) IN OKINAWA2007」(主催・創る沖縄実行委員会)が8月1日から開催される。同校との協力事業は国内初という。仏国と県内外のクリエーターが県内に集まり、短編の3Dアニメーションを2カ月かけて制作。同校のカリキュラムに基づき、コンテンツの制作技術と創造性を身に付ける。12人の参加者を募り、同学校の講師らが指導する。

なんか面白そうだよね。ね。
でも参加は20万もするんだって。ち、、
出してよ沖縄。。

これはこれで毎年こういうワークショップを展開させて欲しいと思うんだけど、どうだろ沖縄。

シュパンフォコム日本校が完成すれば、日本のCGアニメーションは安泰?

まぁ、一校だけ出来たところでどうにかなるもんだとは思えないというのが素直な感想。
ないよりはずーっと良いんだけど。

ところで、CGアニメってのは金も人も時間もかかる。
それは手描きのアニメの制作に関しても一緒なんだけど、
かつてディズニーが24コマでフルに動くアニメを作っているときに
日本人は8枚でもしっかり動いているように見えるアニメを作った。
その裏にあるのは、セルが高くて大量には買えなかったという事実。
もちろん人材不足とかもいろいろあるんだと思うけど、
そんな中でも、世界中に評価される作品を生み出してきたのが日本のアニメーション。

で、個人的な考察なんだけど、今日本がやろうとしていることは、
お金はないけどディズニーの真似をしようとしているという感じに見える。

かつての日本のやり方に則らないとだめ、ということは一切ないんだけど、
どうも見習うべきところは多いんじゃないかと思うのです。

で、現在そこを上手くやっているのがゲームなのでは、と思った。
ゲーム会社にないのは、セルを買う金ではなくて、メモリに乗せられるデータ容量。
そこにいろんな工夫をして、データ容量以上のものを見せられるようにしている。
僕にはそんな気がする。

なんというか、CGアニメ業界はゲーム業界のやり方を見習ってもいいのでは、と思うところも多い。
僕はゲームの現場は詳しく知らないから、はっきりとは明言できないけど、なんとなく。

なんか良い道ってないのかね。
国が動かないとイカンものなのかね?
動いてくれるなら喜んで受け入れるのが良いと思うけど、なんとなく。

まぁ僕は変わらず精進して、スーパーCG学生に負けないように頑張ります。

Comments:2

rva 2007/05/07

PDF読んだ感じ3Dよりセルメインな感じなのかな。>沖縄の学校
アニメの方は業界事態の構造から変えないと送り込んだ新人の大半が長続きしないですぐ辞めちゃうと思うけどなぁ。

tai 2007/05/07

>rvaくん
シュパンフォコムが3Dアニメーションの学校だから、
おそらく沖縄がやろうとしてるのも3Dなんだとは思う。
でもおっしゃる通りアニメは業界の構造がアレなので、
というか単純に給料安すぎ&キツ過ぎなので、続くもんも続かない。

その辺も含み、ゲーム屋の構造は勉強になるのでは、とか思ったり。
もちろんどっちもキツいことには変わりないんだけどさ。

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