[Maya] MayaFluidのキャッシュの話

昨日のIntroduction to MayaFluidに続いて、またもFluidの話。
というか今回のは補足的な話で、キャッシュに関してちょっとだけ。


Fluidはシミュレーションした場合は基本的にキャッシュを取って、その後の処理(主にはレンダリング)に回します。
その際、デフォルトだと以下のような設定になっていると思います。

注目して欲しいのはCacheのチェックボックスが並んでいる部分です。

とりあえず全部にチェックが入っているのが確認出来ると思います。
実はこれが曲者なんですねー。

ここはこの後キャッシュをどのように使いたいか、というのに関係してきますが、
要らないものは切っておかないとキャッシュファイルが増大するのみです。

 
上から行きます。
まずDensityですが、これはどんな場合でも大体ONにしておきます。
シェーディングでもTemperatureしか使ってないなど、なにか特別な理由が無い限り基本的にはONです。
逆に、煙などを作った場合はこれだけでOKということも少なく有りません。

次にTemperature、これは炎や爆発などを作った際、Temperatureの計算をONにしている際はONにしてあげます。
大体炎や爆発のシェーディングなどはこれを使って作られることも多いと思うので、
Temperature使ってるなら基本はON、です。

そしてFuelですが、これは実は通常はシェーディングに絡むものでもないので、
なければないでも対して問題ないんですよね実は。
なのでシェーディングなど、シミュレーション後に明確に使用している場合以外は基本OFFでもいいんじゃないでしょうか。

次はColor。これは流体計算の際にColorを使ったらONです。
具体的にはエミッタにColorを設定して計算した場合だけONで良いと思います。
通常はDensityやTemperatureの値を元に、シェーディングのみで色を付けているケースがほとんどだと思うので、
必要なければOFFでOKです。

そしてTexture coordinates、これはFluidコンテナのUV座標とでも言いますか、そういうやつです。
何に使うかといえばfluidShapeのTexturesタブからテクスチャを適用する際、
Coordinate Methodの部分でGridを選択した際に使われます。
ここをGridにすると、通常(Fixed)は空間にノイズが固定された感じでマッピングされるのに対し、Fluidの動きに沿ってテクスチャが適用されます。
なので筋っぽいようなノイズとかが作れたりします。
それを使う際にはTexture coordinatesのキャッシュが必要です。
個人的な見解だと、Gridにすると嘘臭い線が出てしまったりとか、思ったほど流れに沿ってくれなくてあんまりいい感じに見えなかったりとか、
そういうことも多々あったため、基本的にはFixedを使うか、もしくはノイズ自体使わないかなので、ほとんどの場合ではOFFにしています。

で、次はFalloffですが、これはほぼ問答無用にOFFです。
これ使うことなんかあるんですかね?
使ったことないですしそもそもあんまり調べてないですし、使ってるのを聞いたこともあまりないので、
よくわかりませんが大体OFFです。
誰か上手い使い方知ってたら教えてください・・・

で、あえて最後に残しておいたVelocity
これは結構悩むんですが、ただレンダリングするだけなら基本OFFでいいかと思います。
ただし、SOuPなどでUpResをする場合や、ParticleのFieldに使いたい場合など、
明確にVelocityを利用する際には必要です。
シェーディングのInputにSpeedを使っている際も必要になってきます。
(Pressureも同様にvelocityかなーと思ったのですが、これは何でとっても上手く値が反映されませんでした。
どなたか使い方ご存じの方いたら教えてください・・・)

という感じです。

もう解説にもなってないほど適当ですが、
煙レンダリングするだけならDensityのみ、
炎ならDensityとTemperature、
テクスチャをGridでアサインしてるなら+Texture Coordinates、
パーティクル動かす用にローレゾで計算した時はVelocity、と一応確認用にDensity、などなど、
状況に応じて必要なものを選択してあげると良いと思います。

キャッシュサイズがえらく大きく変わってきますからね、実際。
ディスクスペースに空きがない、空きはあるけど他の部署からの視線が痛い、、という場合はちょっと気をつけてみてあげると良いと思います:)

あとそうでなくてもネットワークに保存している場合なんかは特にですが、
サイズが違えば読み込み速度が大きく違いますからね、
最適な情報の保存を心がけたいところです。

 
以上Introductionのおまけでした。

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